脳の可塑性 の続きのお話
脳が回復するときに頭の中では
なにが起こっているの?Σ(・ω・ノ)ノ!
学生の頃の素朴な疑問に対して
記事を書いていますΣ(・ω・ノ)ノ!
前回からの続きなので
前回の記事が気になったひとはこれをよろしくお願いいたします。(*^▽^*)
そして、今回は
中枢神経系の再組織化についてまとめましょうΣ(・ω・ノ)ノ!
今回の参考文献も森岡先生の書籍ですΣ(・ω・ノ)ノ!
神経系組織の再組織化
では
シナプス形態変化に伴う、シナプス接続の可塑性が示されますΣ(・ω・ノ)ノ!
いろいろあるので、単語だけまとめましょう
1)アンマスキング…もともと抑制されていたシナプス結合が顕在化
普段は活動していないが、脳が損傷し主要な経路が障害されると
活動し始める回路のこと
2)神経軸索の側芽形成
3)神経細胞による移植→未来には実現してるかもΣ(・ω・ノ)ノ!
このように、神経伝達物質の変化や同側・代償経路のアンマスキング・シナプス形成
がありますΣ(・ω・ノ)ノ!
そして、この現象は発症から数週間や数年間の遅い時期に生じますΣ(・ω・ノ)ノ!
そして、これらの現象は
リハビリテーションの量と質を
受けやすいんですΣ(・ω・ノ)ノ!
ロボットが発達したら理学療法士がいなくてもいいんじゃね?
みたいな素人の意見はなかなか実現は難しそうですね(*^▽^*)
アンマスキングの具体的な例で解説しましょう(*^▽^*)
ずばり
非交差性の皮質脊髄路ですΣ(・ω・ノ)ノ!
皮質脊髄路は約85%は延髄の錐体で交差しますが
残りの15%は交差せずに同側を下降していましよね?
まさに、その交差していない経路が活用できるんですΣ(・ω・ノ)ノ!
過去の人間を対象にしたfMRI研究でも…
・麻痺側と同側の感覚運動野の活性化が起こると非交差性の皮質脊髄路の動員が生じる
それによって片麻痺からの機能回復が促進されると言われていますΣ(・ω・ノ)ノ!
・これは、脳損傷後に皮質間抑制の解除を行うことによって、
その経路が随意運動制御 に動員されると考えられています( *´艸`)
こうした脳の機能回復プロセスはこれまでの研究成果から
1)非麻痺側皮質脊髄路軸索分枝
2)麻痺側皮質脊髄路の新生
3)同側皮質脊髄路の関与
4)脳幹網様体経路の関与
5)非交差性の皮質脊髄路の動員
6)皮質間抑制の解除
の6つが考えられています(*^▽^*)
その中でも、特に重要な過程と考えられているのが
1)非損傷側の運動皮質領域における機能的変化
2)残存皮質における機能変化
3)1、2の過程が相互に関係した機能的かつ神経学的な再組織化
と考えられていますΣ(・ω・ノ)ノ!
これは、あくまでも
皮質脊髄路など随意性のことなので
リハビリをするときは脳のシステムを考慮しいてくださいねΣ(・ω・ノ)ノ!
では次回は
さらに具体的な研究を交えて書いていきますねΣ(・ω・ノ)ノ!
今回の記事は森岡先生の本を参考にしてます( ^ω^ )
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最後まで読んでいただきありがとうございましたΣ(・ω・ノ)ノ!