錐体路 シンプル まとめ
こんにちはΣ(・ω・ノ)ノ!
実習の時って
運動麻痺なんか訳わかんなくて怖いよね(ToT)/~~~
すごくこのきもちわかるんですよΣ(・ω・ノ)ノ!
そんな、学生や新人の気持ちをなんとかしないとΣ(・ω・ノ)ノ!
なので今回は下降性経路についてまとめましょうΣ(・ω・ノ)ノ!
前回は上行性の経路について
興味があったら見てみてくださいね
大脳皮質からの運動指令の投射繊維となりますΣ(・ω・ノ)ノ!
大脳皮質と脊髄を連絡している経路のため
名前はそのまんま
皮質(と)脊髄(を連絡する)路となります(*^▽^*)
図で見ると
こんな感じなんですΣ(・ω・ノ)ノ!
主な経路は
1)一次運動野
2)放線冠
3)内包後脚
4)大脳脚
5)橋
6)延髄で錐交差(反対側へ交差 右なら左に 左なら右に)
7)反対側の軸索を下降し各筋肉に入力
この1)~7)のどれかに異常は発生すると
運動麻痺が生じますΣ(・ω・ノ)ノ!
例えばその1
被殻出血のため
3)の内包後脚を通る皮質脊髄路が障害されたため運動麻痺が生じている
例えばその2
脳幹出血のため中脳の大脳脚が障害されているため
4)の大脳脚付近の皮質脊髄路が障害をうけたため運動麻痺が生じている。
そして
すごく大切なのが
違う場所を通るんですΣ(・ω・ノ)ノ!
簡単な図で出してみると
こんな感じなんですΣ(・ω・ノ)ノ!
臨床の現場でよくある
上肢の麻痺が重くて下肢の麻痺が軽い(*^▽^*)
なんで?
この現象の正体は
障害された部分の皮質脊髄路が
上肢の運動を司る繊維が多く障害されて
下肢の運動を司る繊維の障害が軽度だったから
この図で考えると
緑の部分に出血が生じたため
上肢の皮質脊髄路の障害が大きく下肢の皮質脊髄路の繊維の障害が少なかった
形ですね(*^▽^*)
今回のまとめ
・運動麻痺が生じるのは皮質脊髄路が
障害されているから
・皮質脊髄路は場所によって上肢・下肢
・体幹・顔面の繊維が通る場所が違う
今回のまとめを参考にして
なぜ、麻痺が生じているのか考えてみるきっかけになればいいなと思います(*^▽^*)
最後まで読んでいただきありがとうございましたΣ(・ω・ノ)ノ!