すなリハブログ

リハビリの実習は辛い。だからこそ楽しい実習に世界を変えたい、学生のためのブログです。

感覚入れるってなんの練習?

感覚入れるって言ってる人いない?

 

 

今回のポイント

意識できる触・圧覚、深部感覚の

経路を簡単にまとめている。

 

評価も画像で後索ー内側毛帯路の障害を

見てから行うことが大切。

 

内側毛帯は延髄、橋、中脳で向きが変わっている

(縦→横→縦)

 

 

 

 

 

 

こんにちはΣ(・ω・ノ)ノ!

 

前回から、脳について解説しいていくことになりました~~

 

今回は上行性感覚路についてですΣ(・ω・ノ)ノ!

 

「内側もうたいろ」の画像検索結果

図ではわかりにくいので

今回は

後索ー内側毛帯路ですΣ(・ω・ノ)ノ!

 

これは、

識別性の触覚、圧覚、振動覚、固有感覚の情報を大脳皮質に連絡する経路です。

 

たぶん、先輩が感覚入れるって言っているのはこれだと思います(*^▽^*)wwwwww

 

言葉で説明しますね

 

1)後索  (薄束、楔状束で構成されています)

(薄束→T6以下の繊維 楔状束→T6以上の繊維)

 

2)延髄まで上行し対側へクロスします

 

3)延髄を上行する

 この時、内側毛帯は縦型のまま

 

4)橋を上行する

 この時、内側毛帯は横型になる

 

5)中脳を上行する

 この時、内側毛帯は再また縦型に戻る

 

6)視床のVPLに行きつく

 

7)視床から内包、放線冠を通り一次体性感覚野(中心後回)につく

 

この1)~7)までの流れが意識できる触・圧覚などが通る経路ですΣ(・ω・ノ)ノ!

 

評価でよくやっている関節位置覚、触・圧覚の評価を行うときは

 

この経路を考えていることが非常に重要ですΣ(・ω・ノ)ノ!

 

評価はなんとなく脳梗塞だからやるのではなく

 

この患者さんは視床のVPL核、一次体性感覚野の障害が画像上見られるため

今回、評価として深部感覚の評価を行います。

 

って意見を連絡してくれると

 

すごく考えているんだなってなります。

 

 

 

勉強していないセラピストは話についていけなくなることもあるので

気を付けてくださいねΣ(・ω・ノ)ノ!