シンプル解説 筋紡錘の臨床への応用
こんにちは(*^▽^*)
今回も生理学にテーマを絞りつつ
書いていきますよ~~
筋紡錘って国家試験や授業などでよく出てくるんですが教科書は前置きが長すぎて読むのが大変なのでシンプルにまとめていきますね(*^▽^*)
筋紡錘…筋が引き伸ばされる速度・長さを測る役割があります
簡単な図はこんな感じです~
錘外筋とは錘内筋とは異なる普通の筋繊維ですので今回はスルーの方向で(笑)
錘内筋繊維には
核袋繊維
(袋みたいにたくさんの核で満たされている)
核差繊維
のふたつがあるで気を付けましょう(*^▽^*)
錘内筋はガンマ(γ)運動繊維に
錘外筋はアルファ(α)運動繊維に
それぞれ属しています
筋紡錘の機能
錘外筋と錘内筋の長さの差の情報を中枢へ送ることです。
そして、錘外筋が過度に伸ばされることを防ぐことですΣ(・ω・ノ)ノ!
α-γ連関
筋収縮の時に錘外筋が収縮して
筋全体が短縮する
その時に筋紡錘が弛緩しないように
α(錘外筋)γ(錘内筋)を同時に興奮させることをα-γ連関といいます(*´ω`*)
臨床を踏まえて
脳梗塞の患者さんで筋(錘外筋)が短縮しているだけではなく
錘内筋(α)も短縮しているので過度に錘外筋を伸長させないような身体・中枢のメカニズムが構築されてしまってる?
と考えればⅠα群感覚繊維からの信号は筋の伸長の程度と速度に比例するので
錘外筋収縮の信号を抑えつつ
短縮筋にストレッチするときは
なるべくゆっくり行うΣ(・ω・ノ)ノ!
逆に、錘外筋を収縮させたい場合は速度を早くして筋に伸長を加える
などの治療の戦略にも
役に立ちそうですねΣ(・ω・ノ)ノ!
ではでは~~