すなリハブログ

リハビリの実習は辛い。だからこそ楽しい実習に世界を変えたい、学生のためのブログです。

現場でも知られていない大脳基底核

今回も前回の続きを書きますね~~

 

前回は大脳基底核のループ機能について

書きました(*^▽^*)

 

大脳基底核のループ機能は4つあります

1)筋・骨格系ループ

2)眼球運動ループ

3)認知ループ

4)辺縁系ループ

 

この4つなんですΣ(・ω・ノ)ノ!

 

臨床で大脳基底核の障害の患者さんであったら

基底核ループのどの機能が障害されているのかを考える必要があります。

 

筋・骨格系ループが障害されているのに

リハビリの内容は認知ループについて

リハビリしていたΣ(・ω・ノ)ノ!

 

なんてことは、よくあることですよΣ(・ω・ノ)ノ!

 

今回は筋・骨格系ループについて解説しますわ

 

機能は四肢・体幹の骨格筋運動の制御です(*^▽^*)

 

ループの箇所は

大脳皮質→被殻淡蒼球内節・黒質網様部→視床(VA・VL)→大脳皮質

 

ですよ(*^▽^*)

 

ここで考えないといけないのは

1)ループ全体で考えると被殻以外の部位の損傷でも筋骨格系ループ機能の障害がでる

 

2)大脳基底核被殻尾状核淡蒼球視床下核黒質などで構成されるけど

 筋・骨格系ループでは被殻以外は出てこない

 

視床に障害が出ている場合

感覚障害だけじゃなく、大脳基底核のループ機能の障害も生じている可能性も考えながら評価していきましょう(*^▽^*)

 

患者さんから

自分が思ったのと実際に動いた結果の誤差があると言われたら

 

もしかしたら筋・骨格系ループの障害が生じているかもしれませんねΣ(・ω・ノ)ノ!

 

今回のポイント

1)筋・骨格系ループ機能は四肢・体幹の骨格筋運動の制御を司ってる

 

2)ループ機能では大脳基底核のなかで被殻が深く関係している

 

3)被殻以外でループ機能を構成する部分の障害(視床淡蒼球)でも大脳基底核の障害が生じることがある。