運動野 簡単解説
こんにちはΣ(・ω・ノ)ノ!
今回は大脳皮質の運動系について
書いていきますね~~
大脳皮質の一時運動野は前頭葉の
中心前回にあります。
一次運動野とは
すごく簡単に書くと運動指令をだすところですΣ(・ω・ノ)ノ!
一次運動野からの出力の繊維を皮質脊髄路(錐体路)といいます。
一次運動野は手や足や顔などを動かす司令を出す部分はそれぞれ違いますΣ(・ω・ノ)ノ!
それを図にしたのがあの見た目が不気味な
運動野のホムンクルスです(≧◇≦)
一次運動野のホムンクルスのどの領域が損傷されたかで
運動麻痺が生じるかが変わってきますよ~~
一次運動野は
・大脳皮質連合野
・一次感覚野
・小脳
からも情報を受け取っているので
一次運動野が損傷していても、
小脳や大脳基底核の障害も起きる可能性もあるんですよΣ(・ω・ノ)ノ!
今回のポイント
・一次運動野は動かす司令を出すところ
・指令を出す部分はそれぞれ違っている
・大脳基底核や小脳や感覚などから情報を受けとっている
学校、現場じゃ教えない前頭葉の真実
今回は前回からの続きで
脳機能について書いていきますね~~
今回のテーマは前頭連合野です
学生のころは大脳基底核や視床や小脳のほうが気になっていたんですが
調べていくと前頭葉の
大切さがあることがわかるので
今回は前頭連合野について
書きますねΣ(・ω・ノ)ノ!
自身の行動を計画し社会状況に
適応させることです(*^▽^*)
前頭連合野はほかの脳領域と
幅広く相互連絡しています
腹側・背側で主に二つの領域に
分けることができます
背側(外側)
大脳基底核・小脳・感覚皮質・運動皮質と連絡しています!
注意力や刺激に対する運動反応を制御していますよ~~(*^▽^*)
腹側(内側)
情動の制御に関与しています
前頭葉の機能
・個性を持つ
・道徳や社会規範に合わせた行動をする
・行動計画、問題解決
・特定の課題に注意を向ける
・作業記憶(ワーキングメモリ)
神経支配
・脳幹からのモノアミン系からの広範囲の神経支配を受ける
・高い濃度のドパミン受容体、ノルアドレナリン受容体、セロトニン受容体
からの投射があるのでうつみたいな状態じゃないかなども
評価する必要がありそうですよねΣ(・ω・ノ)ノ!
学生の時は随意性や感覚障害ばかりに目が向いていたんですけど
随意性がすごく良くても
前頭葉の大きな出血や梗塞では
さっき書いたような症状が考えられますよねΣ(・ω・ノ)ノ!
随意性や感覚障害は軽度だけど
・自分で今後の生活について計画を立てることができない
・課題に注意が向かない
・社会に適応できない
などを考えると
随意性・感覚障害・失調症状はないけども予後が不良かもしれないですよねΣ(・ω・ノ)ノ!
今回のポイント
前頭葉の機能の簡単な復習を書いたΣ(・ω・ノ)ノ!
随意性や感覚障害がすごく軽度でも予後が不良なパターンもある
随意性や感覚障害ばかりに
気を取られないことが大切
脳 画像を見るときらまず考え方をかえて!
おはようございますΣ(・ω・ノ)ノ!
今回から脳の機能について
書いていきますね~~
実習でよくあるのが
ケースで脳血管疾患で
バイザー「画像所見みる?」
学生「はい、見ます」
→見るけどどうリハビリにつなげればいいのか分かんないなぁ(≧◇≦)
今回は脳画像とリハビリのつなげ方について書きますΣ(・ω・ノ)ノ!
画像を見る時に大切なのは
疾患名や障害部位ばかりに気をとられないことですΣ(・ω・ノ)ノ!
診断名や障害部位を見つけるのは医者の役割で
僕らリハビリは画像から治療戦略をたてることが大切です。
例えば、前頭葉の障害がある
前頭葉は環境に適応して行動する機能がある
環境に適応する機能のリハビリをするために
歩行訓練は人込みの中で歩行速度調整や人とぶつからないように一時停止する
環境に適応する歩行訓練を行うなど
障害された部位の機能・役割を知ることで訓練内容に幅ができます
ですので、
次回から脳機能の簡単な復習を書きますね
今回のポイント
画像を見る時は診断名に気を取られない
診断名・障害部位を特定するのは
主に医者の仕事
リハビリは画像(障害部位の機能)をもとにリハビリの治療戦略を考えることが大切
慢性期は筋トレだけじゃない!
こんにちは(*´ω`*)
ゴルフの練習も終わったので今回も書いていきましょう(*´ω`)
僕も昔は老健に勤めていて慢性期のリハに
ついて利用者さんと楽しく勉強させてもらっていました。
病院と違うのは患者さんの生活を考慮した
ADLの組み立てが必要となることです~~
例えば
老健時代に利用者さんは北陸地方に旅行に行きたいとの意見があり
北陸地方旅行を目標にリハビリをしていました(*^▽^*)
このように、利用者さんとリハビリが目標を一緒に共有することが大切なんです
目標が一致していないと
利用者さんやその家族から不信感が生まれる原因になってしまいます(+o+)
その時は
新幹線での移動中、
車いすに座っているから座面のシートの再選定
宿泊先を想定した動作訓練
(段差昇降、トイレ動作)
などなど病院でのリハとはまた違った内容のリハビリをしていました(*^▽^*)
介入時間もだいたい20~40分くらいなので
患者さんの希望を考慮し限られた時間の中で
どの機能の改善を最優先課題にするかを考えないとなりませんΣ(・ω・ノ)ノ!
今回のポイント
慢性期では患者さんや家族と共有された目標に向けてリハビリを行う
患者さんの主体性を阻害しない目標設定が大切
今回のケースの患者さんはフィクションです。
筋トレより大切!環境が歩行に影響が大きい
今回も前回の続きから書いていきますね~~
前回は退院後の患者さんの機能低下と退院時の能力の関係性について
書きました(*^▽^*)
今回は環境要因について書いていきますね
退院後数年経過したときにみられる機能低下には環境要因も大きな影響をあたえることが
ありますΣ(・ω・ノ)ノ!
その要因は
1)家族構成員数
2)介護者の介護知識
3)過剰な介護
4)住環境
1)~4)が関係しこれらの環境因子が患者さんの意欲に影響を及ぼすことがわかっていますΣ(・ω・ノ)ノ!
環境要因と個人的要因が相互に関係して機能レベルが低下するんですΣ(゚Д゚)
例えば
個人的要因
→依存傾向が強く、トイレ動作自立の機能があるも家族に介助に依存する
環境的要因
→過剰な介護をする家族、本人に依頼されると介護してしまう
上記に書いた個人的要因、環境的要因で生活すると長い目でみると患者さんの機能は低下していきそうですよね(+o+)
慢性期の現場では
患者さんの機能だけではなく、
環境的要因(介護者の介護知識、過剰介護、住環境の適合)について定期的に相談する必要性が高いですね(*^▽^*)
今回のポイント
患者さんの機能だけではなく、患者さんの性格や環境的要因の評価を忘れずに行う
今月で(*^▽^*)
このブログがはじめて月の閲覧数が400を超えました
ありがとうございます(*^▽^*)
これからも、学生や新人のために更新していきますね~~
歩行能力の予後予測
こんにちは
今回も前回の続きから書きますね~~
退院後、数年経過時にみられる機能低下
ある日、数年前に退院した患者さんと再会すると歩行機能が低下していることってよくありますΣ(・ω・ノ)ノ!
ある研究では、脳卒中患者について
1)退院後の歩行能力の追跡調査
退院時の歩行能力が屋外歩行群では3年後まで歩行レベルを維持可能
屋内杖歩行群では歩行レベルは低下する
2)退院後5年間の追跡調査で
ADL自立群
→ADL能力を63.4%維持できた
ADL介助群
→12.8%しかADL能力を
維持できなかった(+o+)
3)歩行について
屋外歩行自立
→退院後も再発作がない限り
能力維持できいる
屋内歩行・ベッド上自立
→再発作以外の様々な原因で
自立度が低下する
1)~3)を考慮して考えると
実用的な屋外歩行の獲得が長期的に機能・能力維持ができるボーダーラインと考えられますね(*^▽^*)
退院時に屋外歩行獲得できなかった
患者さんには
・機能が低下していく可能性が高いので
デイケアや訪問リハビリなど
継続したリハビリを利用する提案を行う
・あらかじめ座面の高い椅子の提案
・和式から様式の生活様式への変更
・寝室を2F→1Fへ変更
などの提案・対応なども検討しながらリハビリを進める必要性が高いのかもしれないですね(*^▽^*)
最後までよんでくれて
ありがとうございました(*^▽^*)