すなリハブログ

リハビリの実習は辛い。だからこそ楽しい実習に世界を変えたい、学生のためのブログです。

大腿骨の骨折を担当したらこれ見て!

実習前に施設に電話して
学生「事前に勉強していくことってありますか❓」
バイザー「じゃあ、大腿骨骨頸部骨折患者様を担当してもらうから疾患について勉強してきてね」
学生「分かりました…」

よくあるやりとりですが、具体性に欠けるので勉強することがイマイチ分かんないんですよね〜

なので今回は2015年理学療法ジャーナル7号を参考に解説していきますね(*^o^*)

疫学
1)発生率は60歳以上で徐々に増加する
2)原因としては転倒が最も多い
3)女性が男性と比べて発生率が多い

 

分類
大腿骨頸部骨折は
1)大腿骨頸部骨折
2)大腿骨転子部骨折に分けられます\(^o^)/

 

大腿骨頸部骨折…Gardenのステージ分類
大腿骨転子部骨折…Evans分類、Jencen分類  となります。

 

これらの分類は保存療法、手術療法適応 目安となっているので確認しましょう

 

術式について

大腿骨頸部骨折では
非転移型…骨接合術
転移型…人工骨頭置換術

大腿骨転子部骨折では安定型・不安定型ともに骨接合術が施行されることが多いです。

 

 

術式を理解することは
1)患者様の疼痛要因を理解する
2)骨癒合までの負荷量を予測する
3)人工骨頭置換術後脱臼リスクなどを防ぐ

ためにも大切なことなので実習前に改めて確認しましょう\(^o^)/

 

次回は情報収集するポイントから

行きますね〜\(^o^)/

また、よろしくお願い申し上げます。