脳血管疾患の治療で本末転倒にならないためにはこれ見て
体力低下について
脳血管疾患の患者さんは
1)循環器疾患
3)サルコペニア
などの合併している場合が多いんです…>_<…
そのため、体力低下が問題になっている場合が多いです。
なので、疾病管理だけではなく
1)廃用性の筋力低下
2)日常生活ではどのくらいの活動量
などなどを把握する
必要があります((((;゚Д゚)))))))
1)ピーク酸素摂取量
2)乳酸性作業閾値
3)心拍酸素係数
などは健常者と比べて低く、有酸素運動や下肢筋力増強運動の必要性が述べられています。
今回の注意するポイントは
歩容改善のプログラムを立案しても
生活に必要性な距離を歩けなければ本末転倒ということです((((;゚Д゚)))))))
歩容は良くなりました\(^o^)/
でも、1mしか歩けません…>_<…
極論ですが、臨床ではあることなんですよ
具体的な評価ですが
1)6分間歩行試験
2)10m歩行速度 などがあります\(^o^)/
今回はPTジャーナル 第50巻第7号 2016年7月号 P694 を参考にしました。
よかったら、参考にしてくださいね〜
脳血管疾患の運動事の反応チェックポイントまとめ
今回は前回の続きから
やっていきますね((((;゚Д゚)))))))
運動負荷に対する呼吸、循環の応答の指標は
1)血圧
2)脈拍→脈拍数、リズム(不整脈)
を評価します。
安静時と比べてどうか❓が重要ですね
3)呼吸数→心疾患、呼吸器疾患を合併している場合は重要ですU^ェ^U
運動負荷が大きすぎると呼吸数が増大します
1分間に30回を超えた場合は
運動を休憩しましょう。
1)〜3)以外に確認できるものは
顔色
表情
自覚症状→めまい、息切れ、倦怠感、悪心などがあります…>_<…
維持期、生活期では利用者と関わる機会が少ないので日々の何気ない会話、
かかわりなどから利用者の変化を感じ取ることが重要ですよ((((;゚Д゚)))))))
……かかわりから感じ取るって難しすぎるでしょ((((;゚Д゚)))))))
て思いますよね(笑)
ですので、今回は挙げた項目を重点的に確認してくださいね\(^o^)/
今回はPTジャーナル 第50巻第7号 2016年7月号 P693 を参考にしました。
よかったら、参考にしてくださいね〜
脳血管疾患 血圧管理ならまずこれを見て!
脳血管疾患編を始めますね\(^o^)/
今回からは、実習で必ず関わる脳卒中について話を進めていきますね
1)バイタルサイン
これは、離床時に血圧の変動がないか
リハビリテーション医療における、安全管理、推進のためのガイドラインに
記載されています。
開始時収縮期血圧は200mmHg≧、≦70mmHg
開始時拡張期血圧は120mmHg≧
運動時
収縮期血圧は40mmHg
拡張期血圧は20mmHg 以上の上昇です。
脳梗塞後の血圧は脳の循環状態を維持するために高めに設定されているんですU^ェ^U
長期臥床している方は、起立性低血圧によって脳梗塞が悪化する可能性があるので、
収縮期血圧20〜30mmHg以上の低下がないかも注意しましょう( T_T)\(^-^ )
今回はこの辺で終わりにしますねU^ェ^U
今回は理学療法ジャーナル第50巻第7号 2016年7月 P693を参考にしました。
困ったら、参考にしてくださいね((((;゚Д゚)))))))
脊柱管狭窄症 事前の情報からはコレを考えよう!
今回は前回の続きを書いていきますね\(^o^)/
今回は患者情報から事前に準備することを
書きますよ〜
年齢
有病率はねんれいとともに上昇します。
高齢の場合は、加齢に伴う身体機能の低下
を考えましょー
今回は初回の治療なのか、増悪したのか、羅漢期間はどれくらい❓
などを年齢から予測しましょう\(^o^)/
性別
女性は骨粗鬆症を呈しやすい
椎体骨折の危険を考えましょうU^ェ^U
術後の管理は
・X線確認
・コルセット装着の徹底
・着座ゆっくり行う
などなどのことに注意しましょう( T_T)\(^-^ )
合併症
糖尿病
糖尿病患者→動脈硬化による閉塞性動脈硬化症
神経障害による感覚障害
膀胱・直腸障害
などが類似しているため、脊柱管絵狭窄症と間違わないように注意しましょう\(^o^)/
次回は職業、家族構成などなど書きますよ〜
今回は理学療法ジャーナル 第50巻第5号 2016年5月 P527
を参考にしました( T_T)\(^-^ )
ぜひ、参考にしてくださいね\(^o^)/
バイザーに脊柱管狭窄症調べてきてって言われたらコレを調べよう!
脊柱管狭窄症編
今回から脊柱管狭窄症編を始めますね\(^o^)/
実習でもよく遭遇する疾患の1つですよね〜〜
実習の事前の電話でバイザーに脊柱管狭窄症について勉強してくださいって言われるけど具体的になにを勉強するの❓
ってなりますよね((((;゚Д゚)))))))
今回は事前に勉強するポイント
から始めますね( T_T)\(^-^ )
1.病疫
日本では40歳以上の男女の3.3%に割合で羅患
推定では240万人
高齢になる程リスクが高まる
2.定義
日本脊椎脊髄病学会によると
脊柱管を構成する骨性要素、椎間板、靭帯性要素などにより腰部の脊柱管や椎間孔が狭小となり、馬尾あるいは神経根絞扼性障害の発現したもの。
絞扼部によってcentralとlateralに分けられる。
特有な症状として、下肢の痺れと馬尾性間欠性跛行が出現する
となっています(*^o^*)
とりあえず、分かりづらいですよね〜^_^;
診断基準
日本整形外科学会診療ガイドライン委員会は以下の4つの項目をすべて満たすことが必要と言っています。
1.臀部から下肢の疼痛、痺れ有する
2.臀部から下肢の疼痛、痺れ立位・歩行の持続によって出現あるいは増悪する、
出現し、前屈や座位で軽快する
3.歩行で増悪する腰痛は単独であれば除外する
4.MRI画像で脊柱管や椎間孔の変性狭窄状態が確認され、臨床所見を説明できる
脊柱管狭窄症の機能的分類
主に3つに分けられます
1.馬尾型
下肢・臀部、会陰部の異常感覚を特徴とし、多根性障害を示す
2.神経根型
臀部・下肢疼痛を特徴とし、単根性障害示す
3.混合型
馬尾、神経根型が合併している
間欠性跛行は神経性血管性に分けられます((((;゚Д゚)))))))
1.神経性
・椎間板ヘルニア、腰椎すべり症などの影響で
脊柱管狭窄したもの
・主に立位・歩行で誘発
・座位、腰椎屈曲にて回復
・足のチアノーゼは見られない
・下肢の 脈拍は正常
2.血管性
・ASO、 バージャー、慢性動脈閉塞症
により発現
・下肢の運動により誘発
・姿勢による症状の変化は見られない
・下肢の脈拍は不触
・足チアノーゼは重症例で見られる
などなどの違いが見られます
評価の時は意識して確認しましょうね〜
治療法
保存療法と手術療法ある
まず、日常生活指導、薬物療法、装具療法、物理療法、ブロック療法などを3カ月行う
それでも、症状が改善しない場合は手術適応となる。
高度の歩行障害、安静時の痺れ、下肢筋力低下、筋萎縮、膀胱直腸障害などがある場合にも手術適応となります。
手術は主に
1.除圧術
2.除圧固定術→脊椎の並びが不安定な場合
3.間接的除圧術
などがあります。
実際現場では執刀医により術式は違うと思いますから
バイザーにお願いして、医師にきいてみるのが一番いいと思います\(^o^)
今回は理学療法ジャーナル 第50巻第5号 2016年5月 P526.527
を参考にしました( T_T)\(^-^ )
また、よろしくお願いしますヾ(@⌒ー⌒@)ノ
心不全 学校じゃ教えてくれない リスク管理のポイント
今回は心不全編の4回目です
プログラム立案、実施上のリスクについて
心不全の状態が充分に管理されていない場合は積極的な運動はさけないといけません。
運動介入時は患者の身体応答を確認しながら実施します。
例えば
1)臥床での関節可動域運動は、
上・下肢挙上に 伴う心臓への静脈還流の
増加が生じ、呼吸困難を増悪させることが…
2)運動することにより、
小刻みに息こらえをする。
このことが後負荷の上昇を招く。
軽度であっても呼吸困難、
息切れが継続している症例では
・呼吸困難補助筋の活動が、
亢進し、疲労が増強する。
・さらなる呼吸困難を招く
これらの悪循環に陥ることも考えましょう。
リスクに対する対処法について
実施する時は症状増悪を生じさせないことを第一優先にしましょう。
そのためには
心不全増悪時の兆候、
その兆しを見逃さないことが大切ですU^ェ^U
主病態として肺うっ血を呈するので
一般的には
・臥床位での介入は最小限にとどめる
・ベッドアップ座位、椅子座位などで
ROM運動、徒手抵抗運動が望ましい
・息こらえをしなければ遂行できない
負荷量は過負荷
・最初は会話しながらでも
可能な負荷量から実施する
これらのことを意識しながら実施していければと思います\(^o^)/
息こらえをしないように
呼気に同調するように患者様を指導する
前屈み姿勢は
・息こらえが生じやすい
・換気制限を伴う
そのため、後負荷の上昇、酸素摂取量の制限の二重の負荷が発生するので注意
急性期においては理学療法士が全介助で靴の着脱を行う程度の配慮が必要ですよ〜
心不全編のまとめ
1)呼吸困難が発生した場合は呼吸器疾患の
ほかに心不全の可能性を考慮する
2)心不全患者は臥床で
症状が増悪する場合がある
3)年齢、並存疾患、心不全増悪注意した、
ゴール設定・プログラムを設けよう
今回は理学療法ジャーナル
第50巻 第8号 2016年8月
P794.795wo参考にしました( T_T)\(^-^ )
実習中困ったら
ぜひ参考にしてくださいね\(^o^)/
実習でバイザーに筋力以外の考察を要求されたらこれ見て!
今回は、心不全編を一休みして感覚と運動の関係についてやっていきます\(^o^)/
考察が筋力しかないよね…
僕は実習中に
よくバイザーに言われてました(笑)
いや、足が上がらないのって
筋力が足りないからじゃないの((((;゚Д゚)))))))
筋力しか考察がないを言い換えると
筋力以外にも考える要素はあるよってことだったんですよね〜
考え方1つとしては筋力を発揮する前段階での問題もあるよ‼︎
とか言うことだったんだなと思います。
考える要素はいっぱいあるので
今回は筋力を発揮する
前段階のことを書きますね(^o^)/
まずは、例をもとに考えていきます。
飛び石で川を渡ることを
イメージしてくださいね\(^o^)/
飛ぶ前や、飛ぶ時
・視覚で石の高さや距離を確認
・足底からの感覚情報を確認
・自分の脚の空間位置を認識する(飛んでる時)
運動実行中枢は第1次運動野ですが、
運動を意図した通り正確行うには
1)認知
2)知覚
3)感覚
などの情報を脳が処理することが不可欠です。
感覚情報は運動遂行に対して非常に重要なんですね\(^o^)/
感覚は主に3つに分けられます。
1)特殊感覚…視覚、聴覚、前庭感覚など
2)体性感覚…触覚、圧覚、運動覚など
3)内臓感覚
体性感覚情報は
1)関節位置・運動覚
2)努力感、筋の伸長、筋の重量
3)筋収縮のタイミングに関する感覚
4)姿勢、身体図式の大きさに関する感覚
などの機能があります。
人はこの身体運動感覚を通じて
四肢の空間位置や関節運動の方向・スピード認識し、運動を制御しています。
運動が始まる前段階でもいろんな機関が働いているんですね(*^o^*)
ついつい、
歩行時の足尖の躓き→足関節背屈不足
→足関節背屈筋の筋力低下
などと僕は学生の頃
考えていましたがΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
感覚を踏まえて歩行時足尖の躓きを考えると
1)足関節背屈筋力の筋力低下
2)足関節、深部感覚障害による
感覚情報の知覚不足
3)足底部表在感覚鈍磨による
感覚情報の知覚不足
4)前庭機能障害に伴うもの(メニエール病など)
などです、これだけで筋力以外の候補が挙がりますよね\(^o^)/
実習中も筋力以外にも目を向けてリハビリを行いたいですね\(^o^)/
その、第一歩として運動前段階の感覚をテーマに書きました。
実習中困ったらぜひ参考にしてくださいね
\(^o^)/
今回は、理学療法ジャーナル第49巻第7号 2015年7月 P645
を参考にしました( T_T)\(^-^ )