すなリハブログ

リハビリの実習は辛い。だからこそ楽しい実習に世界を変えたい、学生のためのブログです。

大腿骨頸部骨折 現病歴 既往歴 書き方!

大腿骨頸部骨折編 その2

 

現病歴.既往歴について

 

現病歴では(転倒による受傷の場合)
1)転倒原因はなんなのか
2)いつ、どこで何をしている時にそれは起こったのか
3)そのときの環境はどうだったのか
4)心理的因子はなかったのか

 

などなど、分かる限りの情報を

収集するんです\(^o^)/

 

受傷転機を確認し、転倒原因を検討することで
入院中.退院後の転倒予防の対策が明確になるので重要なんですよU^ェ^U

大腿骨頸部骨折の患者の情報収集ならこれ!

大腿骨頸部骨折編

 

今回は、大腿骨頸部骨折について

始めますね〜\(^o^)/

 

患者情報から事前に準備することについて

評価を始める前に、患者を取り巻く環境や状況を把握し、機能回復までの過程を

検討するひつようがあります。

 

いきなり評価を行うと、退院後の生活が曖昧なぶん、評価項目が多くなりがちになってしまいます…>_<…

 

僕も学生の時に指導者の方にこっぴどく言われました(笑)

 

1)基本情報

年齢、性別などは収集できています。
大腿骨頸部骨折で大切なのは


※女性に多く、転倒が要因で受傷することが多いので、

 

①どの地域に住んでいる
都会なら移動に電車を利用→階段昇降動作が重要かも❓^_^;


地方なら移動に車を利用→車の乗り降り動作が重要 などなど

 

②どのような生活を送っていたのか


自宅では主婦の役割がある→家事動作、ゴミ出しなど応用的な歩行能力が必要❓


趣味として旅行によく行っていた→自宅の生活よりは歩行の持久力が求められる❓

 

などなど基本情報の問診の時に患者さんの入院前の生活、ライフスタイルについて聞いてみると何のためにリハビリをするのか❓

 

ということを患者さんと共有することができると思いますよね\(^o^)/

 

脳血管疾患の治療で本末転倒にならないためにはこれ見て

 

体力低下について


脳血管疾患の患者さんは


1)循環器疾患

2)メタボリックシンドローム

3)サルコペニア


などの合併している場合が多いんです…>_<…

 

そのため、体力低下が問題になっている場合が多いです。

 

なので、疾病管理だけではなく


1)廃用性の筋力低下
2)日常生活ではどのくらいの活動量


などなどを把握する

必要があります((((;゚Д゚)))))))

 

脳卒中治療ガイドライン2015によると
脳卒中片麻痺患者では


1)ピーク酸素摂取量
2)乳酸性作業閾値
3)心拍酸素係数


などは健常者と比べて低く、有酸素運動や下肢筋力増強運動の必要性が述べられています。

 

今回の注意するポイントは
歩容改善のプログラムを立案しても
生活に必要性な距離を歩けなければ本末転倒ということです((((;゚Д゚)))))))

 

歩容は良くなりました\(^o^)/
でも、1mしか歩けません…>_<…
極論ですが、臨床ではあることなんですよ

 

具体的な評価ですが
1)6分間歩行試験
2)10m歩行速度 などがあります\(^o^)/

 

今回はPTジャーナル 第50巻第7号 2016年7月号 P694 を参考にしました。
よかったら、参考にしてくださいね〜

脳血管疾患の運動事の反応チェックポイントまとめ

 

今回は前回の続きから

やっていきますね((((;゚Д゚)))))))

 

運動負荷に対する呼吸、循環の応答の指標は


1)血圧


2)脈拍→脈拍数、リズム(不整脈

      を評価します。


安静時と比べてどうか❓が重要ですね


3)呼吸数→心疾患、呼吸器疾患を合併している場合は重要ですU^ェ^U
  運動負荷が大きすぎると呼吸数が増大します


1分間に30回を超えた場合は

運動を休憩しましょう。


1)〜3)以外に確認できるものは

顔色
表情
自覚症状→めまい、息切れ、倦怠感、悪心などがあります…>_<…

 

維持期、生活期では利用者と関わる機会が少ないので日々の何気ない会話、
かかわりなどから利用者の変化を感じ取ることが重要ですよ((((;゚Д゚)))))))

 

……かかわりから感じ取るって難しすぎるでしょ((((;゚Д゚)))))))

て思いますよね(笑)


ですので、今回は挙げた項目を重点的に確認してくださいね\(^o^)/

 

今回はPTジャーナル 第50巻第7号 2016年7月号 P693 を参考にしました。
よかったら、参考にしてくださいね〜

脳血管疾患 血圧管理ならまずこれを見て!

脳血管疾患編を始めますね\(^o^)/

 

今回からは、実習で必ず関わる脳卒中について話を進めていきますね

 

1)バイタルサイン

これは、離床時に血圧の変動がないか
リハビリテーション医療における、安全管理、推進のためのガイドライン
記載されています。

 

開始時収縮期血圧は200mmHg≧、≦70mmHg
開始時拡張期血圧は120mmHg≧

 

運動時
収縮期血圧は40mmHg
拡張期血圧は20mmHg 以上の上昇です。

 

脳梗塞後の血圧は脳の循環状態を維持するために高めに設定されているんですU^ェ^U

 

長期臥床している方は、起立性低血圧によって脳梗塞が悪化する可能性があるので、
収縮期血圧20〜30mmHg以上の低下がないかも注意しましょう( T_T)\(^-^ )

 

今回はこの辺で終わりにしますねU^ェ^U


今回は理学療法ジャーナル第50巻第7号 2016年7月 P693を参考にしました。


困ったら、参考にしてくださいね((((;゚Д゚)))))))

脊柱管狭窄症 事前の情報からはコレを考えよう!

 

今回は前回の続きを書いていきますね\(^o^)/

 

今回は患者情報から事前に準備することを

書きますよ〜

 

年齢
有病率はねんれいとともに上昇します。
高齢の場合は、加齢に伴う身体機能の低下

を考えましょー

 

今回は初回の治療なのか、増悪したのか、羅漢期間はどれくらい❓

 

などを年齢から予測しましょう\(^o^)/

 

性別
女性は骨粗鬆症を呈しやすい
椎体骨折の危険を考えましょうU^ェ^U

 

術後の管理は
X線確認
・コルセット装着の徹底
・着座ゆっくり行う


などなどのことに注意しましょう( T_T)\(^-^ )

 

合併症


糖尿病
糖尿病患者→動脈硬化による閉塞性動脈硬化
神経障害による感覚障害
膀胱・直腸障害


などが類似しているため、脊柱管絵狭窄症と間違わないように注意しましょう\(^o^)/

 

次回は職業、家族構成などなど書きますよ〜

今回は理学療法ジャーナル 第50巻第5号 2016年5月 P527
を参考にしました( T_T)\(^-^ )

ぜひ、参考にしてくださいね\(^o^)/

バイザーに脊柱管狭窄症調べてきてって言われたらコレを調べよう!

脊柱管狭窄症編

 

今回から脊柱管狭窄症編を始めますね\(^o^)/

実習でもよく遭遇する疾患の1つですよね〜〜

実習の事前の電話でバイザーに脊柱管狭窄症について勉強してくださいって言われるけど具体的になにを勉強するの❓

 

ってなりますよね((((;゚Д゚)))))))

 

今回は事前に勉強するポイント

から始めますね( T_T)\(^-^ )

 

1.病疫
日本では40歳以上の男女の3.3%に割合で羅患
推定では240万人

高齢になる程リスクが高まる

 

2.定義
日本脊椎脊髄病学会によると

脊柱管を構成する骨性要素、椎間板、靭帯性要素などにより腰部の脊柱管や椎間孔が狭小となり、馬尾あるいは神経根絞扼性障害の発現したもの。

 

絞扼部によってcentralとlateralに分けられる。

 

特有な症状として、下肢の痺れと馬尾性間欠性跛行が出現する

となっています(*^o^*)

 

とりあえず、分かりづらいですよね〜^_^;

 

診断基準

日本整形外科学会診療ガイドライン委員会は以下の4つの項目をすべて満たすことが必要と言っています。

 

1.臀部から下肢の疼痛、痺れ有する
2.臀部から下肢の疼痛、痺れ立位・歩行の持続によって出現あるいは増悪する、

   出現し、前屈や座位で軽快する
3.歩行で増悪する腰痛は単独であれば除外する
4.MRI画像で脊柱管や椎間孔の変性狭窄状態が確認され、臨床所見を説明できる

 

脊柱管狭窄症の機能的分類

主に3つに分けられます

 

1.馬尾型
下肢・臀部、会陰部の異常感覚を特徴とし、多根性障害を示す

2.神経根型
臀部・下肢疼痛を特徴とし、単根性障害示す

3.混合型
馬尾、神経根型が合併している

間欠性跛行は神経性血管性に分けられます((((;゚Д゚)))))))

 

1.神経性
椎間板ヘルニア、腰椎すべり症などの影響で

    脊柱管狭窄したもの
・主に立位・歩行で誘発
・座位、腰椎屈曲にて回復
・足のチアノーゼは見られない
・下肢の 脈拍は正常

 

2.血管性
・ASO、 バージャー、慢性動脈閉塞症

    により発現
・下肢の運動により誘発
・姿勢による症状の変化は見られない
・下肢の脈拍は不触
・足チアノーゼは重症例で見られる

 

などなどの違いが見られます
評価の時は意識して確認しましょうね〜

 

治療法

保存療法と手術療法ある

 

まず、日常生活指導、薬物療法、装具療法、物理療法、ブロック療法などを3カ月行う

 

それでも、症状が改善しない場合は手術適応となる。

 

高度の歩行障害、安静時の痺れ、下肢筋力低下、筋萎縮、膀胱直腸障害などがある場合にも手術適応となります。

 

手術は主に
1.除圧術
2.除圧固定術→脊椎の並びが不安定な場合
3.間接的除圧術

                                                           

などがあります。

 

実際現場では執刀医により術式は違うと思いますから


バイザーにお願いして、医師にきいてみるのが一番いいと思います\(^o^)

 

今回は理学療法ジャーナル 第50巻第5号 2016年5月 P526.527
を参考にしました( T_T)\(^-^ )

また、よろしくお願いしますヾ(@⌒ー⌒@)ノ