運動前野ってなんだ→解説しますよ(๑╹ω╹๑ )
こんにちは( ^ω^ )
総合病院勤務の理学療法士のすなです( ^ω^ )
前回からまたまた脳卒中について書いています!
出会う病気なので気が抜けないですよね( ^ω^ )
今回は運動麻痺の回復について解説します( ^ω^ )
今回着目するのは、、、
運動前野です!
名前の通り、運動前野ということで、運動野(ブロードマンの4野)の前方に位置します。
ブロードマンのエリアでいうところの6野という位置がそれにあたります。
脳画像で見てみると
この運動前野
実は2つの部位に分けられ、それぞれ異なった機能をもっていると報告されています。
脳を立体的に横からみた際に運動前野は
上方(背側)と下方(腹側)に分けられます。
そして、上方を背側運動前野、下方を腹側運動前野と言います。
運動前野の3つの重要な働き
1)運動と動作の誘導
2)感覚情報と動作の連合
3)動作プランの形成
この運動前野においては、
主にさきほど挙げた機能の①と②では、
頭頂葉から送り込まれた感覚情報を運動前野が処理し、動作の発現と制御に役立てている
③では、
大脳前頭葉の高位中枢である前頭前野から送りこまれてくる抽象的な動作プランを、
実行可能な動作プランに変換し、
出力機構である一次運動野へ送り出すことが行われている、といわれています。
なので、、今回のまとめ( ^ω^ )
運動前野は
運動出力の前の準備段階として、適切な運動指令を出す部位
運動麻痺には、
一次運動野だけじゃなく、運動前野の機能が必要になってくる。
そして、実際の運動の中で、その運動前野を活性化させる必要がある
脳システム全体を考えてリハビリしましょう!
最後まで読んでくれてありがとうございました( ^ω^ )
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