すなリハブログ

リハビリの実習は辛い。だからこそ楽しい実習に世界を変えたい、学生のためのブログです。

側頭葉を復習しよう(๑╹ω╹๑ )

こんにちは( ^ω^ )

 

総合病院勤務のすなです(๑╹ω╹๑ )

 

側頭葉の障害の患者さんってどんなリハビリをすればいいの❓

 

確かに運動機能ばかり

考えてしまいがちですよね

勉強するまで僕もそうでした(T ^ T)

 

 

今回は森岡先生の本を参考にしています

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今回は側頭葉を簡単に

まとめて見ますよ(๑╹ω╹๑ )

 

主な機能は
1)聴覚の投射野
2)視覚情報の認知
3)動きの認知
4)辺縁系連合野
5)短期・長期記憶

 

この6つなんですよ( ^ω^ )

とりあえず、側頭葉に障害があるなら

この6つの機能を評価しましょ!

 

今回は聴覚に視点をあててみましょう〜〜

 

聴覚の主な伝道経路は

1)蝸牛から聴覚情報が入力
2)脳幹を上行
3)視床の内側膝状体
4)聴放線
5)一次聴覚野

 

この5つから構成されています(๑╹ω╹๑ )

 

ここでポイント
画像所見を評価している中で、上記の聴覚の経路に障害が見られる場合は聴覚の障害が考えられる。

 

ので画像所見を評価してするときは

 

一次聴覚野がどうか❓

ではなく

 

聴覚の経路全体を評価するようにしましょう(๑╹ω╹๑ )

 

例えば

側頭葉の一次聴覚野に損傷は

見られないにも関わらず

聴覚の機能低下が見られる

 

などの場合は中枢の聴覚野は問題がなくても

 

実は経路の中の視床の内側膝状体に梗塞が見られるなどのケースが考えられますので

 

伝道路を踏まえて評価するように注意しましょう(๑╹ω╹๑ )

 

 

 

少し応用編をやりましょう

 

 

聴覚も主に二つの機能があります

 

1)音源定位

    (その音がどこでしているのか❓)


2)音の種類の認識

     (その音がなんなのか❓)

 

というものです( ^ω^ )


1)の場合を背側経路という  

        聴覚野→頭頂葉前頭葉

 

 2)の場合を腹側経路という
  聴覚野→側頭葉前頭葉

 

経路はそれぞれ違います!

 

音の種類の認識(その音がなんなのか❓)

の機能が障害される場合

 

患者さんにどのような

危険が考えられるでしょう❓

 

具体的な例だと

 

踏切の遮断機の音が鳴っているのは理解できるけれども

電車が通過するから危険の意味が理解できない

 

ことが考えられます(T ^ T)

 

音の意味を理解する機能って大切ですよね

 

 

今後の生活の注意点や

家族への指導

施設スタッフへの指導

 

などなどの内容に変化が生じますよね( ^ω^ )

 

このように

聴覚だけでも種類があるので

 

そのことも踏まえて患者さんを評価してみると

言語聴覚士さんや作業療法士さんともより深い意見交換ができそうですよね

 

今回のまとめ

 

・すごくシンプルに側頭葉の機能を復習した

 

・聴覚の伝道路の復習をした

中枢だけではなく

経路全体を評価することが大切

 

・聴覚は1)音源定位と2)音の種類の認識

    の二つがある

 

 1)は頭頂葉を経由

    2)は側頭葉を経由する

 

 どちらが障害されるかで

評価内容や今後の動作指導に変化が生じる

 

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました(๑╹ω╹๑ )