すなリハブログ

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大脳基底核と歩行の関係知ってる?

こんにちは( ^ω^ )

 

 

総合病院勤務の理学療法士のすなです( ^ω^ )

 

 

 

 

今回は大脳基底核について書いていきましょう!

 

 

 

 

 

過去にはこんな記事も書いてますよ~~~

 

 

 

m07v-sk160.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

被殻のしくみと歩行

 

被殻のある基底核には運動制御を担う

大脳皮質-基底核視床の運動ループが

存在します。

 

 

 

運動ループは大脳皮質の運動野、運動前野から始まり、基底核線条体である被殻淡蒼球、そして視床下核を中継し、視床VLに到達し、視床から大脳皮質の運動野に戻ります。

 

 

 

この運動ループによって運動プログラムが生成されるのです。

 

 

 

イメージ.png

 

 

 

大脳皮質-基底核視床の運動ループによって生成された運動プログラムは3つのルートによって出力されます。

 

 

 

 

 

 ひとつ目のルートは、

 

 

基底核から視床、運動野を介して皮質脊髄路を経由するルートで、このルートは主に巧緻運動に寄与します。

 

 

 

 

 ふたつ目は、基底核から脚橋被蓋核を介して網様体脊髄路を経由するルート。このルートは姿勢や近位筋の制御に関与します。

 

 

 

 

 みっつ目は、基底核から中脳の歩行誘発野を介して網様体脊髄路を経由し、

CPGcentral pattern generator)を制御するルートで、歩行の開始、調整に関与します。

 

 

 

 

20160303152911.png

 

 

 

このような

 

 

運動制御に関する基底核のしくみから、被殻の病変では姿勢や歩行の調整に障害が生じることが推測されるんです( ^ω^ )

 

 

 

 

 

こちらの記事もよかったらどうぞ( ^ω^ )

 

m07v-sk160.hatenablog.com

 

 

 

 

 

最後まで読んでくれてありがとうございます( ^ω^ )