歩行時にお尻が引ける→これが解決法やで(๑╹ω╹๑ )
こんにちは総合病院勤務の理学療法士のすなです(๑╹ω╹๑ )
前回は脳卒中の歩行の時の殿部が後ろに引けてしまうことの原因とその時の対応について書きました(๑╹ω╹๑ )
左の歩行を右の歩行に変えることですね
評価するポイントは
1)足関節が背屈しているか?
2)患者さんが麻痺側下肢での荷重を避けていないか?
3)体幹は正中位になっているか
ですね(๑╹ω╹๑ )
主に考えることは床半力作用線と関節モーメントでしたね(๑╹ω╹๑ )
筋力とは荷重時に発生する関節モーメントに応じた量の筋力が必要とことが大切なんですよ
関節モーメントは図で書くとこんな感じです
矢印がモーメントです(๑╹ω╹๑ )
関節モーメントは関節と床半力との距離で決まりますよ
関節と床半力の距離が大きい→関節モーメントは大きくなるんです
左の図と右の図の床半力の線と膝関節
の距離を見て見ましょう( T_T)\(^-^ )
左の図の方が膝関節と床半力作用線との距離が長いですよね
1)床半力と膝関節との距離が長い
2)膝関節に発生する伸展方向への力が大きく発生する
3)歩行時の膝関節に伸展の力が発生する
1)~3)の流れが生じる結果
歩行時の立脚中期の膝関節伸展が発生します( T_T)\(^-^ )
そのため
膝関節の伸展を抑制するために体幹を正中位に固定することに対して介入し
床半力作用線を膝関節に近づけるように介入します(๑╹ω╹๑ )
なので
膝関節の異常動作に対しての介入をするために
体幹に介入する
といった患部外への介入の発想が生まれます(๑╹ω╹๑ )
膝関節の反跳膝=膝関節伸展の筋力強化の考え方を脱出したくださいね(๑╹ω╹๑ )
最後まで読んで頂きありがとうございました