ニューロリハビリテーションの続きの話
こんにちは( ^ω^ )
総合病院勤務の勤務の理学療法士のすなです(๑╹ω╹๑ )
前回からニューロリハビリテーションについて書いていますね
今回は前回の記事の続きです
今回の記事は森岡先生の本を参考にしていますのでよろしくお願いします
前回書いた
基本的戦略の3つ
1)運動先行型の活動
運動イメージや運動観察
2)運動実行による皮質脊髄路の発火
課題指向型訓練、CI療法
3)感覚フィードバック
体性感覚フィードバック
この中で急性期にもっとも介入しやすいのは
感覚フィードバックに対しての介入です( ^ω^ )
脳卒中患者さんの発症から一年に渡り麻痺側の触覚刺激に対して反応する
脳活動が調査されました。
その結果
亜急性期における触覚に対する感覚運動野の反応と運動機能回復には
強い相関関係が見られることがわかりました(๑╹ω╹๑ )
ということは
体性感覚フィードバックに基づく触覚的経験は
機能回復にとっては重要なんですよ(๑╹ω╹๑ )
なので、麻痺足への荷重訓練はすごく有効であることがわかりますね
麻痺足への荷重訓練をサポートするためにいろんな種類の装具があります
具体的な例だと
・麻痺側の膝関節が荷重をかけるとガクッと折れてしまう(T ^ T)
・感覚障害が重度のため患者さんが恐怖心を持ってしまい麻痺側の荷重訓練ができない
これらの問題点には
長下肢装具を利用し立位や麻痺側下肢への荷重動作の難易度を低く調整することは患者さんにとっても理学療法士にとっても大切ですね( ^ω^ )
そして、ここからは上級編(๑╹ω╹๑ )
筋感覚を中心とした固有感覚フィードバックが
身体の近位の関節である肩関節や股関節の機能回復に重要なんです
なぜ、触覚刺激ではなく固有感覚かというと
身体の近位の関節は遠位の関節と比べて皮膚の接触は遠位の関節より少ないからです
確かに、手や足でものを探したり触ったりすることは多くても
肩関節や股関節でものを触ることってないでよね(๑╹ω╹๑ )
今回の記事を簡単にまとめましょう
・麻痺側への荷重刺激はすごく重要
・麻痺側の荷重刺激により身体の近位の関節への機能回復が考えられる
目的もなくベッドに患者さんを寝かせるのはあんまり良くないかもしれないですね( ´Д`)y━・~~
今回の記事は
毎度おなじみの森岡先生の書籍を参考にしています(๑╹ω╹๑ )
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最後まで読んでいただきありがとうございました(๑╹ω╹๑ )