すなリハブログ

リハビリの実習は辛い。だからこそ楽しい実習に世界を変えたい、学生のためのブログです。

網様体経路をシンプルにまとめよう

こんにちはΣ(・ω・ノ)ノ!

 

学校で網様体経路って勉強したっけ?

 

正直な僕の感想ですΣ(・ω・ノ)ノ!

 

実習で実際の患者さんに対応すると、皮質脊髄路だけでは

 

なんか考察が追い付かないことってよくありますよねΣ(・ω・ノ)ノ!

 

今回のテーマはずばり

 

網様体経路ですΣ(・ω・ノ)ノ!

 

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画像上はこんな感じになっていますΣ(・ω・ノ)ノ!

 

さて、

役割なんですが

 

・随意運動に先行した近位筋の制御に

    関与している(肩とか股関節など)

・運動前野、補足運動野からの投射がメイン

・刺激から体を背ける、向けるなど 

     原始的な反応

・四肢の随意運動に関連して筋緊張を

    変化させる

・呼吸筋の制御

・情動と運動をつなげる

 

ざっとこんな感じですΣ(・ω・ノ)ノ!

 

今回はこの中でも臨床でよく使うバランス機能に着目しましょう

 

キーワードは先行性姿勢制御または

 予期的姿勢制御(APP)です(*^▽^*)

 

これは随意運動を行うときに体が自動的に

  バランスをとってくれていることです

 

例えば

 

立位で体を前方に軽く倒すとき

抗重力筋である下腿三頭筋が体幹の屈曲に先行して(約0.1秒)筋活動を発生させてバランスを維持している

 

「体 前に 倒す」の画像検索結果

 

図にするとこんな感じですΣ(・ω・ノ)ノ!

 

高草木薫先生(研究者)の

仮設では

・運動前野・補足運動野

(6野)でプログラムが作られる

・プログラムは皮質網様体路→脳幹網様体と連絡→先行性姿勢制御が発動する

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 図:高草木薫, 2014より引用

 

そして、別の研究では

網様体経路の損傷がある患者は

 

肩・股関節などの近位筋の機能低下がみられることがわかっています。

 

そして。片脚立位などバランス機能の低下がみられます。

 

主に柔らかい床面では顕著ですΣ(・ω・ノ)ノ!

 

姿勢制御は努力的になることがおおいです

(COP増加など)

 

リハビリするときは

・予期的姿勢制御が起きずらいなかでの

     バランスの戦略を考える

・肩関節・股関節などの近位筋への

    選択的な訓練の必要性が高い

・末梢の関節や筋活動で代償的にバランス

    維持していることを忘れない

 新たな痛みにつながることも

考えられるΣ(・ω・ノ)ノ!

 

このようなことに気を付けながら

 

患者さんの病態を理解しながら

リハビリを行っていきましょうΣ(・ω・ノ)ノ!

 

今回の記事は森岡先生の本を参考にしています( ^ω^ )

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最後まで読んでいただき

ありがとうございましたΣ(・ω・ノ)ノ!