すなリハブログ

リハビリの実習は辛い。だからこそ楽しい実習に世界を変えたい、学生のためのブログです。

非麻痺側は実は麻痺側となることがある(*^▽^*)

こんにちは(*^▽^*)

 

非麻痺側って言っちゃだめだよ

 

ある先輩に言われましたΣ(・ω・ノ)ノ!

 

この先輩はついに頭がおかしくなったのかな?

って思っていましたけれど、

 

同側を上行し、固有感覚を連絡する小脳系の経路への介入をわかってほしかったんだな

って最近理解しました。

 

てなわけで

今回も脳システムについて

まとめていきますね~~

 

今回のまとめ

・前脊髄小脳路の機能をまとめた

・小脳系の繊維は同側を上行していくので

 非麻痺側への荷重(固有感覚)などの介入は必要

 

 

前回は小脳系の上行経路について書きましたねΣ(・ω・ノ)ノ!

 

m07v-sk160.hatenablog.com

 

今回も前回の続きなんですよ~~Σ(・ω・ノ)ノ!

 

今回は前脊髄小脳路ですΣ(・ω・ノ)ノ!

 

これは

 

あ~あ~なんか国家試験で勉強したときにちょろっと確認した気がする(*^▽^*)

 

ってみなさん言うけど

 

これはめっちゃ大切な経路なんですよΣ(・ω・ノ)ノ!

 

簡単な経路は

 

1)脊髄前角から入力し脊髄辺緑細胞にシナプスし半分(50%)交差する

2)脊髄内を上行し小脳へ入力される

 

1)2)だけなんですΣ(・ω・ノ)ノ!

 

なんかすごく、かんたんですよねΣ(・ω・ノ)ノ!

 

この経路で大切なのは

 

脊髄辺緑細胞ですΣ(・ω・ノ)ノ!

 

この細胞は感覚と運動の両方の情報を受けていますΣ(・ω・ノ)ノ!

両方の情報を整理して小脳にフィードバックします

 

そして、リアルタイムで運動情報を調整しますΣ(・ω・ノ)ノ!

 

シンプルにまとめると

前脊髄小脳路(脊髄辺緑細胞)への固有感覚情報の入力は

フィードバック制御として

人の姿勢制御にとても関わっているんですΣ(・ω・ノ)ノ!

 

リハビリのときに麻痺側・非麻痺側に荷重をしないということは

脊髄小脳路を介したフィードバック制御が働きにくくなる状態を

セラピストが作り出している可能性があるんです

 

 

姿勢バランスが不良な患者さんの障害は我々セラピストが作り出している可能性も

無きにしも非ずですΣ(・ω・ノ)ノ!

 

脳卒中片麻痺の患者さんって

なぜか、非麻痺側のお尻が後ろに引けて歩行している人っていますよねΣ(・ω・ノ)ノ!

これは、まさに前脊髄小脳路など同側を上行する繊維への介入をしなかったということが表れています(ToT)/~~~

 

 

 

被殻視床出血などは大脳皮質の障害であって

小脳の障害ではないですからねΣ(・ω・ノ)ノ!→脳内ネットワークを考えると違いますが

 

ですので、膝折れなどが怖いかもしれませんが

 

荷重をかけて正常な機能を利用しながら

リハビリをやっていきましょうΣ(・ω・ノ)ノ!

 

今回の記事はこの本を参考に書きました

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今日も最後まで読んでいただきありがとうございましたΣ(・ω・ノ)ノ!