すなリハブログ

リハビリの実習は辛い。だからこそ楽しい実習に世界を変えたい、学生のためのブログです。

学校じゃ分からないアライメント 解釈 決定版

こんにちはΣ(・ω・ノ)ノ!

昨日は前額面のアライメントの基準と考え方についてまとめました(≧◇≦)

 

書きながら感じたんですが、

知識って使わないと

忘れるもんなんですね(ToT)/~~~

 

僕も前の職場から今の職場に移って

老健から総合病院って使う知識や技術や視点がけっこう違うので

悪戦苦闘しています(≧◇≦)

 

先日もバビンスキー反射や腱反射の知識が抜けていました(≧◇≦)

後輩や新人と同じですね~~

 

僕が忘れていたのは

 

足の裏をこすったときにでる
1)足の親指が足の甲(足背)
     の方にゆっくり曲がる(拇指現象)。
2)他の4本の外側に開く開扇現象)。
 
この2)をすっかり
忘れていたんですねΣ(・ω・ノ)ノ!
 
外部のドクターから軽く怒られましたww
この失敗から学んで
成長したいですねΣ(・ω・ノ)ノ!
 
さて、今回はアライメント評価からどのように
情報を解釈するかですね(*^▽^*)
 
たとえてやっていきましょ
 
腸骨稜の高さはすくなくとも1cm以上にならないと臨床的意義を持たないです
 
腸骨稜低い側の特徴は
1)荷重が減る
2)股関節内転筋の筋力低下
    (起始部と停止部の自然長の関係による)
3)股関節外転筋の硬結
4)立脚期と蹴りだしの時に
     膝関節過伸展が出現
   (下肢の運動連鎖パターンにて)
5)大腿骨頭の上外側面の退行性変化
6)膝関節に退行性変化のリスク増大
 
ざっと挙げるだけでこれだけの
リスクが予測されますΣ(・ω・ノ)ノ!
 
腸骨稜が低いから得られる情報っていっぱいあるんですよ~~
 
腸骨稜が低いから
筋力や関節可動域を評価します
 
な―んて、よくある考察の一歩先を行くことはできそうですよね(*^▽^*)
 
今度は腸骨稜が高い場合行きますよ
1)荷重量増大(骨盤が上方に傾斜するので)
2)下部腰椎の側屈→脊椎の回旋
      →腰痛の誘発因子となるかもΣ(・ω・ノ)ノ!
3)股関節外転筋力の筋力低下
4)股関節内転筋の筋硬結
5)大転子の側方偏移により腸脛靭帯炎
6)梨状筋の筋硬結増大(停止部の変位にて)
7)膝関節内反方向への運動連鎖出現
8)運動連鎖により膝関節内側面への
      退行性変化のリスク増大
9)運動連鎖に伴う足関節内反捻挫の
     リスク増大
 
などざっと考えるだけでも
なんと
 9個も挙がってしまうんですよねΣ(・ω・ノ)ノ!
 
これらを導き出すには
・筋肉の起始部・停止部の知識
・筋肉が立体的に考えること
・運動連鎖の知識
・筋肉の自然長の変化に伴う筋出力・筋力低下
 
などなどの知識を組み合わせて
考えていくと何とかなりますΣ(・ω・ノ)ノ!
 
逆に下手に論文を読むよりはこの4つに
絞ったほうが
評価から解釈につなげることができます(*^▽^*)
 
では、次回はまた違うネタでせめてみようと思いますΣ(・ω・ノ)ノ!
 
最後まで読んでいただきありがとうございました(*´ω`*)