実習でバイザーに筋力以外の考察を要求されたらこれ見て!
今回は、心不全編を一休みして感覚と運動の関係についてやっていきます\(^o^)/
考察が筋力しかないよね…
僕は実習中に
よくバイザーに言われてました(笑)
いや、足が上がらないのって
筋力が足りないからじゃないの((((;゚Д゚)))))))
筋力しか考察がないを言い換えると
筋力以外にも考える要素はあるよってことだったんですよね〜
考え方1つとしては筋力を発揮する前段階での問題もあるよ‼︎
とか言うことだったんだなと思います。
考える要素はいっぱいあるので
今回は筋力を発揮する
前段階のことを書きますね(^o^)/
まずは、例をもとに考えていきます。
飛び石で川を渡ることを
イメージしてくださいね\(^o^)/
飛ぶ前や、飛ぶ時
・視覚で石の高さや距離を確認
・足底からの感覚情報を確認
・自分の脚の空間位置を認識する(飛んでる時)
運動実行中枢は第1次運動野ですが、
運動を意図した通り正確行うには
1)認知
2)知覚
3)感覚
などの情報を脳が処理することが不可欠です。
感覚情報は運動遂行に対して非常に重要なんですね\(^o^)/
感覚は主に3つに分けられます。
1)特殊感覚…視覚、聴覚、前庭感覚など
2)体性感覚…触覚、圧覚、運動覚など
3)内臓感覚
体性感覚情報は
1)関節位置・運動覚
2)努力感、筋の伸長、筋の重量
3)筋収縮のタイミングに関する感覚
4)姿勢、身体図式の大きさに関する感覚
などの機能があります。
人はこの身体運動感覚を通じて
四肢の空間位置や関節運動の方向・スピード認識し、運動を制御しています。
運動が始まる前段階でもいろんな機関が働いているんですね(*^o^*)
ついつい、
歩行時の足尖の躓き→足関節背屈不足
→足関節背屈筋の筋力低下
などと僕は学生の頃
考えていましたがΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
感覚を踏まえて歩行時足尖の躓きを考えると
1)足関節背屈筋力の筋力低下
2)足関節、深部感覚障害による
感覚情報の知覚不足
3)足底部表在感覚鈍磨による
感覚情報の知覚不足
4)前庭機能障害に伴うもの(メニエール病など)
などです、これだけで筋力以外の候補が挙がりますよね\(^o^)/
実習中も筋力以外にも目を向けてリハビリを行いたいですね\(^o^)/
その、第一歩として運動前段階の感覚をテーマに書きました。
実習中困ったらぜひ参考にしてくださいね
\(^o^)/
今回は、理学療法ジャーナル第49巻第7号 2015年7月 P645
を参考にしました( T_T)\(^-^ )