すなリハブログ

リハビリの実習は辛い。だからこそ楽しい実習に世界を変えたい、学生のためのブログです。

リハビリが画像で見るのは骨折線じゃない

画像所見リハビリに生かせてますか?(≧◇≦)

 

実習でレポートに一応載せるだけでなんでレントゲン画像を見るのかバイザーも学校の教師も教えてくれないですね

 

そんで、バイザーに

ただ見るなら意味ないからちゃんと画像を見る理由を考えてΣ(・ω・ノ)ノ!

 

なんて言われたら理由を考えるだけで睡眠時間がどんどん減っていきますよね(≧◇≦)

 

実際、病衣のセラピストでも画像所見を正しく評価できている人は基本いない考えてもいいくらいですよΣ(・ω・ノ)ノ!

 

画像をみて骨折部を見つけることしか視点がないバイザーばっかりで

わきで学生との会話を聞くだけでなんかがっかりするんですよ(≧◇≦)

 

SV:画像見てどうだった?

学生:はい、大腿骨に骨折がありました

SV:そうだね、じゃそれをケースノートに書いてこようか

 

伝えたいのは

大事なのは

骨折線を見つけることじゃないよ

それは医者のやること

 

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ここで

考えるのは

前方がつぶれてること

 

後方の骨膜が伸長されてる

脊椎の後方靭帯や筋肉の小さな断裂が生じている可能性がある

 

これこそが大切なことなんです

 

骨折した骨に対してはリハビリは難しいですが

筋肉の疼痛に対してなら

生理学的な部分や動作指導などで対応できるかもしれませんよねΣ(・ω・ノ)ノ!

 

画像を見る時のポイントは

骨折線にとらわれずに

骨折線から外力や剪断力が生じた方向を考え

骨折により筋や靭帯や皮膚への影響を評価するΣ(・ω・ノ)ノ!

 

これにつきます(*^▽^*)

 

バイザーが正しい知識の応用力を学生に教えることができるかで

学生の今後の実力が決まってしまうことが多すぎるので

バイザーでも新人でもベテランでも毎日効果的に勉強しましょΣ(・ω・ノ)ノ!

 

 

 

 

 

学校じゃ分からないアライメント 解釈 決定版

こんにちはΣ(・ω・ノ)ノ!

昨日は前額面のアライメントの基準と考え方についてまとめました(≧◇≦)

 

書きながら感じたんですが、

知識って使わないと

忘れるもんなんですね(ToT)/~~~

 

僕も前の職場から今の職場に移って

老健から総合病院って使う知識や技術や視点がけっこう違うので

悪戦苦闘しています(≧◇≦)

 

先日もバビンスキー反射や腱反射の知識が抜けていました(≧◇≦)

後輩や新人と同じですね~~

 

僕が忘れていたのは

 

足の裏をこすったときにでる
1)足の親指が足の甲(足背)
     の方にゆっくり曲がる(拇指現象)。
2)他の4本の外側に開く開扇現象)。
 
この2)をすっかり
忘れていたんですねΣ(・ω・ノ)ノ!
 
外部のドクターから軽く怒られましたww
この失敗から学んで
成長したいですねΣ(・ω・ノ)ノ!
 
さて、今回はアライメント評価からどのように
情報を解釈するかですね(*^▽^*)
 
たとえてやっていきましょ
 
腸骨稜の高さはすくなくとも1cm以上にならないと臨床的意義を持たないです
 
腸骨稜低い側の特徴は
1)荷重が減る
2)股関節内転筋の筋力低下
    (起始部と停止部の自然長の関係による)
3)股関節外転筋の硬結
4)立脚期と蹴りだしの時に
     膝関節過伸展が出現
   (下肢の運動連鎖パターンにて)
5)大腿骨頭の上外側面の退行性変化
6)膝関節に退行性変化のリスク増大
 
ざっと挙げるだけでこれだけの
リスクが予測されますΣ(・ω・ノ)ノ!
 
腸骨稜が低いから得られる情報っていっぱいあるんですよ~~
 
腸骨稜が低いから
筋力や関節可動域を評価します
 
な―んて、よくある考察の一歩先を行くことはできそうですよね(*^▽^*)
 
今度は腸骨稜が高い場合行きますよ
1)荷重量増大(骨盤が上方に傾斜するので)
2)下部腰椎の側屈→脊椎の回旋
      →腰痛の誘発因子となるかもΣ(・ω・ノ)ノ!
3)股関節外転筋力の筋力低下
4)股関節内転筋の筋硬結
5)大転子の側方偏移により腸脛靭帯炎
6)梨状筋の筋硬結増大(停止部の変位にて)
7)膝関節内反方向への運動連鎖出現
8)運動連鎖により膝関節内側面への
      退行性変化のリスク増大
9)運動連鎖に伴う足関節内反捻挫の
     リスク増大
 
などざっと考えるだけでも
なんと
 9個も挙がってしまうんですよねΣ(・ω・ノ)ノ!
 
これらを導き出すには
・筋肉の起始部・停止部の知識
・筋肉が立体的に考えること
・運動連鎖の知識
・筋肉の自然長の変化に伴う筋出力・筋力低下
 
などなどの知識を組み合わせて
考えていくと何とかなりますΣ(・ω・ノ)ノ!
 
逆に下手に論文を読むよりはこの4つに
絞ったほうが
評価から解釈につなげることができます(*^▽^*)
 
では、次回はまた違うネタでせめてみようと思いますΣ(・ω・ノ)ノ!
 
最後まで読んでいただきありがとうございました(*´ω`*)

簡単まとめ! 前額面アライメント評価

こんにちはΣ(・ω・ノ)ノ!

 

この頃、筋膜や運動連鎖を考慮して患部外の部位に介入することで幹部の疼痛を消失させることがわかってきて臨床が楽しくなってきました(*^▽^*)

 

キーワードはドライバーとリアクターなんですΣ(・ω・ノ)ノ!

今後のブログで書いていきますのでお楽しみに~~

 

今日も、アライメント評価について書いていきます(*´ω`)

 

前回はアライメント評価の矢状面編でしたね~~

まあ、いろいろとポイントを書いてみたので少しでも気になったひとは確認してみてください(*^▽^*)

 

実習レポート用の例文も書いてみたので

実習で文章がうまく書けなくて眠れないという学生の方はぜひ参考やコピペして明日の実習の睡眠時間を確保してくださいねΣ(・ω・ノ)ノ!

 

m07v-sk160.hatenablog.com

 

今回は前額面について書いていきましょうΣ(・ω・ノ)ノ!

 

まず、国家試験でもよく出題される部分ですので

まずは基準を復習しましょう(≧◇≦)

 

図2)

 

すごく簡単に図にしてみるとこんなかんじですねΣ(・ω・ノ)ノ!

 

アライメント(参考文献より)

身体後面

脊柱 頸椎、胸椎、腰椎の並びが垂直
肩甲骨

・第2~7肋骨上に位置し、胸郭上で平坦に位置し、過度な前傾あるいは

 後傾を伴わない

・肩甲棘から下角までの肩甲骨内側縁は棘突起と平行かつ、左右の肩甲骨

 内側縁も平行にある

・各内側縁と胸椎棘突起の距離:成人男性 約7㎝、成人女性: 5~6cm

・両肩峰は第1胸椎棘突起下縁を通る水平線のわずかに下を通る

上腕骨 上腕骨上面の大結節部は肩峰よりわずかに外側に位置
肩関節 内外旋中間位で、両上腕骨が胸郭に平行に位置
肘関節 手掌を体側に向けると肘頭が後方を向く
腰椎 棘突起から5㎝外側での左右の膨隆部分の差は1㎝以内
骨盤 左右の腸骨稜が水平
踵骨 約3.5°の外反

 身体前面

胸骨下角 70~90°(左右それぞれ35~45°)
膝関節 膝関節の大腿脛骨角には約5°の生理的外反がある


 

 

 

 

 

参考・引用文献)

竹井仁(著):正しく理想的な姿勢を取り戻す 姿勢の教科書、ナツメ社、2015

 

基準はこんな感じですね~~

 

これらの情報と評価を解釈することができて、初めてアライメント評価を治療に生かすことができますΣ(・ω・ノ)ノ!

 

解釈のポイントは

m07v-sk160.hatenablog.com

前回の記事を見てみてくださいね~~(*^▽^*)

 

次回は前額面のアライメントの生理学的な解釈から

更に一歩先を進んだ解釈について書いていきます(*^▽^*)

 

最後まで読んでいただきありがとうございました(≧◇≦)

 

簡単にアライメントの復習やりましょ(*^▽^*)

こんにちは(*^▽^*)

前回はなぜ、アライメントを評価するの?

ってところを書きましたね(*^▽^*)

リハビリ学生の実習睡眠時間を7時間にするブログ

 

今回は矢状面のアライメントの評価や基準などなどを考えていきましょ(*^▽^*)

 

評価するときは

患者さんに自然な立位姿勢を取ってもらい後方・側方から評価しましょΣ(・ω・ノ)ノ!

 

評価するときは

学校や国家試験で勉強したランドマークを軸に評価しましょ

評価してからの解釈などは前回のブログを参考にしてくださいねΣ(・ω・ノ)ノ!

 

簡単に詳しい評価を挙げると

1)筋の非対称性

2)結合組織の非対称性

3)筋活動の増大

4)構造の変位

 

などなどを生理学や運動学や解剖学を応用して考えますΣ(・ω・ノ)ノ!

具体的な方法は後程ブログで書きますね(*^▽^*)

 

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図はこんな感じですね(*^▽^*)

 

重心線

・耳垂

・肩峰

・大転子

・膝関節前部(膝蓋骨後面)

・外果の2~3cm前部

 

ですよね(*^▽^*)

 

更に細かく表でまとめてみるとこんな感じ

頭部 体幹の真上
頸椎 過剰な屈曲や伸展がない中間位でゆるやかな前弯
胸椎 正常な弯曲
腰椎 正常な弯曲。壁を背にして立つと腰部の隙間に手の平が収まる程度
骨盤 上前腸骨棘と恥骨結合が同一垂直面上に位置
股関節 屈曲-伸展0°で腸骨稜頂点と大転子を結ぶ線が大腿長軸と一致
膝関節 屈曲や過伸展がない中間位で、脛骨長軸は垂直
足関節 長軸アーチと足趾は中間位
肩甲骨 前額面から前方に約35°傾斜
上腕骨頭 骨頭が肩峰内に位置して上腕骨近位と遠位がともに同じ垂直面上に位置

 

ここで、よくあるのが

アライメント異常があるのは分かったけど

理学療法に生かせない(ToT)/~~~

 

ここで、考えるポイントは

1)関節に発生する慣性モーメント

2)筋における理想的なアライメント

 

の二つを軸にして考えていきますΣ(・ω・ノ)ノ!

 

具体的な実習でのレポートの書き方は

前回書いたように~~

 

本症例は高齢による退行性変化に伴い
矢状面上では胸椎後弯増大、腰椎前弯減少、骨盤後傾、両股関節屈、両膝関節屈曲・開排、両足関節背屈増大となる。
文献によると理想的なアライメントから逸脱した姿勢の場合には、理想的な筋長より筋力が発揮しづらくなっている1)とある。
上記を考慮しMMTでは体幹・股関節・膝関節・足関節の評価を行うこととする
 
こんな感じで
アライメントの基準をもとに評価して関節可動域、徒手筋力検査などの更なる評価につなげて考えてくださいね(*^▽^*)
 
次回は前額面の評価や関節に発生する慣性モーメントについてかんがえていきましょう
ではでは~~Σ(・ω・ノ)ノ!

超カンタン アライメントの理学的な解釈

こんにちは(*^▽^*)

実家の青森に帰省してまして書くの

サボってました(T ^ T)

 

なので今回から後半戦も

がんばりますよΣ(・ω・ノ)ノ!

 

今回から姿勢・アライメントについてかきますΣ(・ω・ノ)ノ!

 

SV:アライメントは大切だからねΣ(・ω・ノ)ノ!

学生:はい……

 

実習でよくある場面ですが~

いつも感じるのが

生理学・解剖学・運動学を含めた具体的な説明が全くないんですよね Σ(・ω・ノ)ノ!

 

バイザーやる人の勉強不足が出てしまうポイントですよねwww

 

指導・教えることの本質を理解してから指導してほしいもんです(T ^ T)

 

怒るということは考えることを放棄した

ということですからね(*^▽^*)

 

では、愚痴もこれくらいにしていきましょう(*^▽^*)

 

今回は学生や新人が思っている

なんで、筋力・関節角度じゃなくて姿勢なの?について解説しましょ(*^▽^*)

 

まず、生理学の面から

攻めていきましょうΣ(・ω・ノ)ノ!

 

結論から言うと筋長が理想的な長さがら逸脱していると発揮する筋力が発揮しづらくなるからですΣ(・ω・ノ)ノ!

 

 

       
      ながさ.jpg
       
       
      実際に図を見てみると
      ピンと来ないですよねwww
       
      具体的な例だと
      みんなが力こぶを作るときは自然に肘関節は
      屈曲100°くらいになっていますよΣ(・ω・ノ)ノ!
       
      肘関節が完全伸展位や屈曲70°くらいだとなんか力が入りづらいですよね(T ^ T)
       
      つまり、筋肉は長すぎても、短すぎても力が入りづらいんですよΣ(・ω・ノ)ノ!
       
      アライメントは水平面・全額面・矢状面で基準がありますよね?
       
      1)なので、基準とズレてる?
       
      2)筋節が不適切な長さになってる?
         (自然長じゃない?)
       
      3)長さがズレてる筋は収縮力が下がっている
           ことが考えられる?
       
      1)~3)みたいな感じで考えると
      なんてゃってバイザーより深く考察できていることがよくあるので
      やってみて下さいwwwwwww
       
       
      実際のケースノートやレポートでの書きかたは
       
      本症例は高齢による退行性変化に伴い
      矢状面上では胸椎後弯増大、腰椎前弯減少、骨盤後傾、両股関節屈、両膝関節屈曲・開排、両足関節背屈増大となる。
      文献によると理想的なアライメントから逸脱した姿勢の場合には、理想的な筋長より筋力が発揮しづらくなっている1)とある。
      上記を考慮しMMTでは体幹・股関節・膝関節・足関節の評価を行うこととする
       
      みたいな感じで記載すると
      バイザー:こいつすごいなΣ(・ω・ノ)ノ!
           みたいな感じになりますよwwwwww
       
       
       
      次回からは、実際の水平面・矢状面・全額面の基準をもとに
      実際の臨床実習の問題について解説しようと思いますΣ(・ω・ノ)ノ!
       
      今回も最後まで読んでいただき
      ありがとうございましたΣ(・ω・ノ)ノ!
       
       
       

      実習で大脳基底核障害の患者に出会ったらこれで大丈夫

      前回は眼球運動ループについて書きました(*^▽^*)

       

      今回は前頭前野ループです

       

      まず、前頭前野ってなんだ?

      ってなりますよね~~

      学生で前頭前野を知ってる人は結構少ないですね

       

      知ってる君はマジですごいとおもいます(*^▽^*)

       

      まず、前頭前野から簡単に復習しましょ(*^▽^*)

       

      前頭前野は前頭連合野っていいます(*^▽^*)

       

      主な機能は

      注意を向け維持する

      道徳性を保つ

      問題を解決する

      社会性の向上

      行動計画を立てる

      作業記憶

      熟考して決断する

       

      ざっとこんな感じですね

      さらに簡単にいうと

      空気を読む能力、DNQの反対みたいなとこですねwww

       

      背側・外側は

      大脳、小脳、感覚・運動皮質と連絡していますΣ(・ω・ノ)ノ!

      この領域は注意力・刺激に対する運動反応を制御しているんですわ~~

       

      腹側・内側は

      脳幹神経核、偏桃体、視床下部側坐核と相互連絡してますΣ(・ω・ノ)ノ!

      まぁ、情動の制御に深く関係してます~~

       

      前頭前野

      大脳基底核・運動前野・運動野へ出力を

      出しているんでΣ(・ω・ノ)ノ!

       

      ということは

      情動の運動発現や運動の発現や行動符号化しているんですよ(*^▽^*)

       

      符号化の意味はGoogleで各自検索してくださいΣ(・ω・ノ)ノ!)

       

       

      ほんで、今回の本丸である

      前頭前野ループの解説を始めましょΣ(・ω・ノ)ノ!

       

      まず、ルートから

      広範な皮質連合野尾状核頭→淡蒼球内節・黒質網様部→視床VA核MD核→前頭前野

       

      そんで、役割

      ・複雑な運動活動の計画に関与してる

      ・認知過程・学習過程に影響を及ぼす

          →新たな運動を学習しづらい?

      ・認知活動・認知行動の選別・効率化

      ・目標を達成するための一連の行動の機能

       

      などなどがありますΣ(・ω・ノ)ノ!

       

      大脳基底核の障害でもループのなかの部分で考えると様々な箇所と連絡していますね

      今回のループの障害で考えられることは

      ・筋・骨格系ループなどその他の

          大脳基底核ループとは通り道が全然違う

      ・目標を自分んで立て計画して

         行動することが困難?

      ・筋の緊張や眼球運動は障害は少ない?

       

      などなどですねΣ(・ω・ノ)ノ!

       

      さらに考えを一歩先に向かわせるためのポイントは

       

      ループを通過する視床などの大脳基底核以外の箇所の障害でも

       

      大脳基底核ループ機能の障害が発生する可能性がある

       

      例えば、

      今回の前頭前野ループで通過する視床のVA核・MD核が視床出血などで障害された場合

       

      ぽひゅらーである感覚障害のみだけではなく

      1.前頭前野ループの障害である

      2.社会適応性が欠如していたり、

      3.学習・認知過程に障害がでていたり

      することもあるので

       

      今回の記事を参考に評価してみてください(*^▽^*)

       

       

       

      一年目って

      おはようございますU^ェ^U

       

      一年目の後輩に脳画像のことを聞かれて、さっそく皮質脊髄路の資料を作りましたU^ェ^U

       

      後輩いわく、なぜこの症状が出るのかも分かんないし、どう治療につなげるのかも分かんないとのことでした(T ^ T)

       

       

      そして、仕事やリハビリを楽しめないと(T ^ T)

       

      やっぱり、学生や新人は楽しさを実感してほしいですねU^ェ^U

       

      その為には、知識と技術がないと楽しみが実感できない仕事なのかなって感じますね

       

      脳や痛みやモーメントなど新人が困るところも次回から解説してきますねU^ェ^U