すなリハブログ

リハビリの実習は辛い。だからこそ楽しい実習に世界を変えたい、学生のためのブログです。

脳 画像を見るときらまず考え方をかえて!

おはようございますΣ(・ω・ノ)ノ!

 

今回から脳の機能について

書いていきますね~~

 

実習でよくあるのが

 

ケースで脳血管疾患で

バイザー「画像所見みる?」

学生「はい、見ます」

→見るけどどうリハビリにつなげればいいのか分かんないなぁ(≧◇≦)

 

今回は脳画像とリハビリのつなげ方について書きますΣ(・ω・ノ)ノ!

 

画像を見る時に大切なのは

疾患名や障害部位ばかりに気をとられないことですΣ(・ω・ノ)ノ!

 

診断名や障害部位を見つけるのは医者の役割で

僕らリハビリは画像から治療戦略をたてることが大切です。

 

例えば、前頭葉の障害がある

前頭葉は環境に適応して行動する機能がある

 

環境に適応する機能のリハビリをするために

歩行訓練は人込みの中で歩行速度調整や人とぶつからないように一時停止する

 

環境に適応する歩行訓練を行うなど

 

障害された部位の機能・役割を知ることで訓練内容に幅ができます

 

ですので、

次回から脳機能の簡単な復習を書きますね

 

今回のポイント

画像を見る時は診断名に気を取られない

 

診断名・障害部位を特定するのは

主に医者の仕事

 

リハビリは画像(障害部位の機能)をもとにリハビリの治療戦略を考えることが大切

 

慢性期は筋トレだけじゃない!

こんにちは(*´ω`*)

 

ゴルフの練習も終わったので今回も書いていきましょう(*´ω`)

 

僕も昔は老健に勤めていて慢性期のリハに

ついて利用者さんと楽しく勉強させてもらっていました。

 

病院と違うのは患者さんの生活を考慮した

ADLの組み立てが必要となることです~~

 

例えば

老健時代に利用者さんは北陸地方に旅行に行きたいとの意見があり

 

北陸地方旅行を目標にリハビリをしていました(*^▽^*)

 

このように、利用者さんとリハビリが目標を一緒に共有することが大切なんです

 

目標が一致していないと

利用者さんやその家族から不信感が生まれる原因になってしまいます(+o+)

 

その時は

新幹線での移動中、

車いすに座っているから座面のシートの再選定

 

宿泊先を想定した動作訓練

(段差昇降、トイレ動作)

 

などなど病院でのリハとはまた違った内容のリハビリをしていました(*^▽^*)

 

介入時間もだいたい20~40分くらいなので

患者さんの希望を考慮し限られた時間の中で

どの機能の改善を最優先課題にするかを考えないとなりませんΣ(・ω・ノ)ノ!

 

今回のポイント

慢性期では患者さんや家族と共有された目標に向けてリハビリを行う

 

患者さんの主体性を阻害しない目標設定が大切

 

 

今回のケースの患者さんはフィクションです。

 

筋トレより大切!環境が歩行に影響が大きい

今回も前回の続きから書いていきますね~~

 

前回は退院後の患者さんの機能低下と退院時の能力の関係性について

書きました(*^▽^*)

 

今回は環境要因について書いていきますね

 

退院後数年経過したときにみられる機能低下には環境要因も大きな影響をあたえることが

ありますΣ(・ω・ノ)ノ!

 

その要因は

1)家族構成員数

2)介護者の介護知識

3)過剰な介護

4)住環境

 

1)~4)が関係しこれらの環境因子が患者さんの意欲に影響を及ぼすことがわかっていますΣ(・ω・ノ)ノ!

 

環境要因と個人的要因が相互に関係して機能レベルが低下するんですΣ(゚Д゚)

 

例えば

個人的要因

→依存傾向が強く、トイレ動作自立の機能があるも家族に介助に依存する

 

環境的要因

→過剰な介護をする家族、本人に依頼されると介護してしまう

 

上記に書いた個人的要因、環境的要因で生活すると長い目でみると患者さんの機能は低下していきそうですよね(+o+)

 

慢性期の現場では

患者さんの機能だけではなく、

環境的要因(介護者の介護知識、過剰介護、住環境の適合)について定期的に相談する必要性が高いですね(*^▽^*)

 

 

今回のポイント

患者さんの機能だけではなく、患者さんの性格や環境的要因の評価を忘れずに行う

 

 

歩行能力の予後予測

こんにちは

今回も前回の続きから書きますね~~

 

退院後、数年経過時にみられる機能低下

 

ある日、数年前に退院した患者さんと再会すると歩行機能が低下していることってよくありますΣ(・ω・ノ)ノ!

 

ある研究では、脳卒中患者について

 

1)退院後の歩行能力の追跡調査

退院時の歩行能力が屋外歩行群では3年後まで歩行レベルを維持可能

 

屋内杖歩行群では歩行レベルは低下する

 

2)退院後5年間の追跡調査で

 ADL自立群

    →ADL能力を63.4%維持できた

 ADL介助群

     →12.8%しかADL能力を

         維持できなかった(+o+)

 

3)歩行について

 屋外歩行自立

    →退院後も再発作がない限り                            

         能力維持できいる

 屋内歩行・ベッド上自立

   →再発作以外の様々な原因で

      自立度が低下する

 

 

1)~3)を考慮して考えると

実用的な屋外歩行の獲得が長期的に機能・能力維持ができるボーダーラインと考えられますね(*^▽^*)

 

退院時に屋外歩行獲得できなかった

患者さんには

 

・機能が低下していく可能性が高いので

   デイケアや訪問リハビリなど

継続したリハビリを利用する提案を行う

 

・あらかじめ座面の高い椅子の提案

 

・和式から様式の生活様式への変更

 

・寝室を2F→1Fへ変更

 

などの提案・対応なども検討しながらリハビリを進める必要性が高いのかもしれないですね(*^▽^*)

 

最後までよんでくれて

ありがとうございました(*^▽^*)

鉄板のポイント !慢性期 理学療法 

こんにちはΣ(・ω・ノ)ノ!

新しい職場にも慣れてきたので更新頑張ります

あのお方に怒られますからね~~www

 

今回も前回のシリーズの続きです

 

急性期・回復期までに獲得した能力が慢性期に低下することって

けっこうあるんですよねΣ(・ω・ノ)ノ!

 

主に

1)退院後早期

2)退院後、数年経過したとき

3)他の疾患が発症したとき

 

の3つの時によく低下すると文献には書いてありますね

 

理学療法ジャーナル2015 7月号より

画像は一番したに載せますねΣ(・ω・ノ)ノ!

 

今回は、退院早期にみられる機能低下について解説しますね~~

 

簡単にまとめると

病院のリハビリで獲得し能力が在宅生活では十分に生かすことができなかった

 

例えば

床にすわる生活なのに病院のリハビリでは床からの立ち上がり訓練を行っていなかった

 

そのため、一人で起きる機会が減少し日中の寝たきりの時間が増大した

 

廃用症候群のため筋力低下が生じ入院時より能力が低下したΣ(・ω・ノ)ノ!

 

などは意外とよくあることなんですΣ(・ω・ノ)ノ!

 

そうならないように

 

今回のポイントは

・患者が生活する環境と類似した条件での

     訓練を行う

 

 1)家の玄関の段差が40cmなら訓練時も40cm

       の段差を用意して訓練する

 

 2)布団を利用するなら和室で布団を使って

       練習する

 

 

・生活環境の問題点を早期に把握する

 

 風呂場の椅子が座面15cmと低い

→座面の高いシャワーチェアーを購入検討する

 風呂場に手すりを設置する

 

 玄関の上がり框が高い(50cm)

→手すりを設置する

段を1個設置し2段にする(25cm×2)

 

などを前もって対応すれば

退院直後の機能低下は予防できる可能性が高いですね(#^.^#)

 

退院しても患者さんの生活は続いていくことを考えながら

リハビリ実施できると素晴らしいですよね(*^▽^*)

 

最後まで読んでいただきありがとうございました(≧◇≦) 

 

 

 

 

 

 

理学療法ジャーナル 2015年 7月号 特集 慢性期の理学療法?目標設定と治療・介入効果

 

 

 

真のポイント 慢性期の理学療法

おはようございます(*´ω`*)

前回から慢性期の理学療法について

書いてます~~

 

今回はそのつづきですよΣ(・ω・ノ)ノ!

 

前回は慢性期では二次的な障害見落とさないことが大切がポイントでしたね(*^▽^*)

 

今回は症状の経過を把握するがポイントです

 

実習や職場にでるとしみじみ感じることですが

単一の疾患だけ持っている患者さんってすごく珍しいですよねΣ(゚Д゚)

 

既往に脳梗塞、高血圧症、

変形性膝関節症があって

今回は大腿骨転子部骨折など

 

 

慢性期だと様々な疾患を抱えている患者さん・利用者さんに出会います

 

このとき、一時障害と二次障害の判別が難しくなります(+o+)

 

例えば

患者さんは右下肢に痺れがみられる

 

カルテの情報には

1)左脳梗塞  

2)腰部脊柱管狭窄症がある

 

この時、左大腿の痺れが1)2)どちらの影響によるものかで

 

理学療法の内容が変わりますΣ(・ω・ノ)ノ!

 

例えば

脳梗塞の場合

・慢性期なので痺れが改善する可能性は

    低いのでは?

 

・痺れを踏まえた動作指導などの訓練を行う

   (目視で段差を確認しながら昇降する)

 

・上肢、体幹の痺れの評価

 

・随意性の評価をしよう(*^▽^*)

 

腰部脊柱管狭窄症の場合

・デルマトームでは

   どの神経領域が障害されているか評価しよう

  (L1~L5?)

 

・L1~L5の神経が支配する

     筋肉の筋力低下は起きているのかな?

 

・疼痛緩和のために

    ホットパックをしてみよう(*^▽^*)

 

体幹伸展位にならないような

   日常の動作指導を行おうΣ(・ω・ノ)ノ!

 

など評価・治療内容に違いがみられるんですよΣ(・ω・ノ)ノ!

 

今回の場合、見分けるポイントは

・発症時期の把握

 何年前から発症したのか?

 

・経過

 手術を行ったのか? 

     保存療法だったのか?

 通院しているか?

 

神経症状の分布

 脳梗塞→右半身 

 脊柱管狭窄症→神経根型なら片側

        馬尾型なら両側

 

などを軸に考えると、

手掛かりが見えてきますよ(*^▽^*)

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました(*^▽^*)